これは、私がミラノスカラ座のカンパニー公演「こうもり」に出演していたとき、ローラン・プティ氏からかけられた言葉です。この言葉が、今の活動の原点であり、活力に繋がっていると言っても過言ではありません。

 

 2011年、ローラン・プティ氏の訃報が届き、大きなショックと共に、彼のこのメッセージが鮮明に蘇り、ダンサーとして海外で活動を続けながら、「世界のバレエ界」「日本のバレエ界」について考えるようになりました。そして、大きな決意を抱いて、2013年に帰国し、このPrima Stella Ballet運営とバレエの普及活動を始めました。

 

 ボランティア活動や地域活動を経験するうちに、日本においてのバレエや芸術の位置づけが海外と違うということも知ることになりましたが、同時に、このような活動を通じて、日本でも海外と同じようにバレエや芸術をもっと広められると確信しました。

 

 日本において、バレエや芸術を広めることは容易ではないでしょう。しかし、多くの賛同者や協力者の皆様がいれば、それは必ず現実のものになると信じています。

 

色々な垣根を乗り越え、バレエや芸術を親しみやすく身近に感じていただけるよう、全力で活動してまいります。

瀬戸口 高史


瀬戸口 高史

【1984年】

神戸に生まれ、6歳の時に貞松・浜田バレエ学園でバレエを始める。

 

1999

当時のイングリッシュナショナルバレエスクール校長キャサリン・ウェイド氏に入学を許可され、編入と言う形で、イングリッシュナショナルバレエスクール入学。2年間の勉強の合間に、イングリッシュナショナルバレエ団カンパニー公演にもアンダースタディー(代役)などで参加。

 

2001

卒業後、17歳で香港バレエ団に入団。 クラシック作品「白鳥の湖」、「くるみ割り人形」、「ロミオとジュリエット」以外にも、 香港でしか味わうことの出来ない「ラストエンペラー」、「ムーラン」などの作品にも出演。 アメリカツアーにも参加するが、怪我のため香港へ帰国。

 

2002

怪我の治療も兼ねて、イタリアのミラノスカラ座のバレエスクールに入学。イタリアを代表し、世界で活躍する振付家の作品の指導を受ける。 在学中、ミラノスカラ座バレエとの契約を結び、カンパニー公演に出演。 ローランプティ氏の作品「コウモリ」と出会う。

 

2004

滞在許可の壁が立ちはだかり、イタリアのトリノバレエ団に一時入団。 ソリストに昇格し、数々の世界的なダンサー達が出演するガラ公演にも出演。

 

2008

当時の芸術監督マールク・ディボウ氏の誘いでスウェーデン王立バレエ団に入団。 カンパニーメンバーや一流の講師、振付家と共に、世界を代表する作品など多くの公演を経験。

 

2013

日本に帰国。 バレエ教室(Prima Stella Ballet)の運営と共に、バレエの普及活動を始める。

 

2016

8月に Kobe International Art を設立、現在に至る。